Ingvarssten 20
Varpsund
- U654 -

 

Transliteration :
+ anuitr : auk . kar . uk : kiti : auk : blisi : auk . tiarfr : ristu : stain : þena : aftir : kunlaif : foþur sin is uas austr miþikuari : tribin kuþ : hialbi : ot þaira alrikraistik . runar is kuni . ual . knari stura

Transcription :
[Andvettr] ok karr ok Kiti ok [Blesi] ok DiarfR rœistu stœin þenna œftiR Gunnlœif, faður sinn. Es vas austr með Ingvari drepinn. Guð hialpi and þœiRa. AlrikR(?) rœist-ek runaR. Es kunni val knœrri styra.


アンドヴェットとカールとイェーテとブレセとディェルヴは父のグンレイヴにちなんでこの石碑を建立した。彼はユングヴァル(イングヴァル)と共に東方で殺害されり。神よ彼らの魂を救いたまえ。我、アールリーキはこれらのルーン文字を書いた。彼はどのように船の舵を取るか熟知している。

Ingvarssten 31
ARLANDA(Måby-gård)
Husby-Ärlinghundra socken
- N32 -

 

Transliteration :
x kunar : auk・biurn : auk þurkrimr x ra[istu s]tain : þina at þurst[ain] x bruþur sin : is uas austr : tauþr・m[eþ inku]ari x auk x kar[a br]u þisa

Transcription :
Gunnar ok Biorn ok Þorgrimr rœ[istu s]tœin þenna at Þurst[œin], broður sinn. Es vas austr dauðr m[eð Ingv]ari ok gœ[ra br]o þenna.


グンナルとビョルンとソルグリムはソルステン、彼らの兄弟、の思い出にこの石碑を建立した。彼はユングヴァルと共に東方で死んだ。そして(この橋)を建設した。

11世紀。

1990年4月にアーランダ空港に繋がる車道の建設中に発見された。アーランダ空港のターミナル内に展示されています。

この石碑もウプサラの構内の石碑のように橋の建立を言及し、それによって死者の魂を煉獄から救うものとして考えられていたと思われる。

注・ちなみに、この石碑の碑文は写真から私自身が起こし、それに基づいて他の石碑の事例と照らし合わせてテキストを私が作りました。で、これをそのまま鵜呑みにして使用してなんらかの問題が発生しても、交通事故にでも遭ったとあきらめてください。
「彼はユングヴァルと共に東方で死んだ」の一文はU661の石碑をそのまま使用しました。
こうして見てみるとほとんどユングヴァル〜の一文は推測である・・・。これでユングヴァル石碑と言い切るあたりがすごい・・・。

Ingvarssten 24
Tierps kyrka
- U1143 -

 


Transliteration :
[klintr auk blikr x ristu stin x þinsi ・ iftiR kunuiþ] x faþur x sin + han [x foR bort miþ ikuari + kuþ trutin hialbi ont . . . ]r[a ・]kristin[a þu]r[iR + - - an - x ri]s[ti +]

Transcription :
Klintr(?) ok BlœikR rœistu stœin þennsi œftiR Gunnvið, faður sinn. Hann for bort með Ingvari. Guð drottinn hialpi and (ald)ra kristinna. ÞoriR (ru)naR (?) risti.


クリントル(?)とブレイクはこれらの石碑をグンヴィーズ、彼らの父、にちなんで建立した。彼はユングヴァルと共に遠方に行った。神なる支配者よ全てのキリスト教徒の魂を救いたまえ。トーレがルーン文字を(?)書いた。


教会入口のステップとして再利用されたためにすりきれたため、今はわずかに右上に痕跡が残るのみの保存状態の悪いものでした。石自体も薄いもので、教会裏の敷地を囲う石垣にもたれかけさせているだけという非常に悪い環境の中で立っています。

この石碑をスケッチしたものはいくつか残されており、これはBreusが残したもの。


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