〜2007年2月12日
草木を配置して、本当に仕上げをすれば完成の段階になりました。しかし問題はコレ。
低木を表現するための素材。ライケンとも言われミニチュアを作るのに欠かせない素材である。しかしデルプラドで配布されたのは・・・コレである・・・。ゴミ?よくよく見るとモミの葉を着色したようなものっぽいのもあったり、中空になっている様子もあったいりするので海草を着色しているのかなとも思ったり。しかしギューと圧縮されていてて、これではとてもじゃないが低木は表現できそうにない。
先週ぐらいに宣言通りにアイスランドモスを買いに難波あたりをぶらぶら。他にも手芸の道具を買いにいかにゃいけなかったので天王寺のABCクラフトに行く。いわゆる「卸で買えるクラフト店」と銘打っているだけはあって小売よりは安い。他のクラフトに用いるチェーンやカニ管などを購入してぶらぶらとビーズが置いてある上階から下っていった。あーそうそうミニチュアのコーナーもみとこ、と思ってミニチュアのコーナーに行ったがめぼしいものはなし。しかしその背後にある偽造(おい)盆栽作りのコーナー。なんとアイスランドモスが売っていた!しかも鉄道模型屋ではもはや中国の海草で400円以上もするようなシロモノになっていたのに、母国北欧産のアイスランドモスである。
アイスランドモス、フィンランド産。おぃ!まぁ、北欧やし・・・と明るい緑色のものだけがそのコーナーにおいてあったので300円台前半で購入。おー、安い安い。と思いながら、下のリースの部材を売っているコーナーに何気なく行ってみた。するとそこに違う色のアイスランドモスがあった。濃い緑と赤色を購入。産地はー、ノルウェイ。おい!アイスランドで取れるからアイスランドモスと思い込んでいたのだが、どうもトナカイが食べるコケっぽいものは総称としてアイスランドモスといっているっぽい。ちなみにアイスランド人はこのアイスランドモスを今も普通にサラダで食べるという。
こうしてその時はいいものゲットしたぞー、と思い難波の鉄道模型屋へ。やっぱりこっちの方が高かった。いやー、いい買い物したー。と、この時までは思っていた。しかーし、その後、発見しました。心斎橋にある「シモジマ」。いわゆる資材を卸値で売っている店。そこで同じものが売られており、なんと50円も安い260円代でした・・・。うーん、おそるべすシモジマ。つーか、何でもあつかっとんなココ・・・。アイスランドモスをご希望の方はシモジマが一番安いのでお勧めです。
そして作業に取り掛かる。ジオラマの縮尺が小さいので一般のフィギュアのジオラマやリースに使う時にはそのまま袋から出して手でちぎって貼り付けられるものが、そうはいかない。先っぽの方の新芽っぽいところを選んではさみで丁寧に選定して行きました。結構な時間がかかったり・・・。
こんな感じでアイスランドモスをあちこちに散らしました。ついでに透明レジンにハイライトとしてアクリル絵の具の白をつけた。ちょっと付けすぎたので後で取ったり・・・と・・・。写真だとハイライトがあまり気にならないかもしれないのですが、実際はヘタヘタです。
レジンがレンガに染みているー。汚いー。
なんと今日気がついたんですが、バケツを持ったフィギュアが2体。こりゃええわ。泉、でかっ!
小物も仕上げやっと完成しました。見張りの入るテントや屋台にかけるクロスが配布されていたのが紙だったため、家にあった生成りの木綿を利用して作りました。これもちょいと時間が要りました。本当は屋台に粘土で野菜などを作っておこうかなとも思ったのですが、そkは手を抜いて・・・。というか、また気が向いたらします・・・。
マスキングテープをはがすのも苦労しました。おまけにレジンがかなりしみこんでいるターフの部分もあったりと再度、縁に色を塗ったりとか、ターフを振り掛けなおしたりとか手直しが出てきます。よくみりゃ縁の上部は再度色を塗ったが横っちょは塗っていない。剥げているね・・・。気付かんかった・・・。
ほんと長かった・・・。まだいくらでも手を入れれるんだけど、とりあえず完成ということで。
樹木は細いハリガネを数本束にしてねじって作りました。鉄道模型では専用のものがあるんですが、家にあるハリガネですりゃいいやっと買いませんでした。ハリガネを紙粘土で被って色を塗って枝にボンドをつけてスポンジの緑をふりました。これがまた・・・ひっつかんのよね・・・。これも苦労した。
民家の脚、苦労しましたよ・・・。
ちょっとテントの色をつける時に調子に乗って汚し入れたらマジな汚れになってしまい・・・。民家は後でポンと置いてあるだけなので、地面と合っていなくて、かなり浮いています・・・。直す気がなかったり・・・。
扉はますます開かなくなっていたり・・・。ここが限界。
はぁ・・・長かった。完成していないと言えば完成していないのかも知れないが、とりあえず、区切りがつく段階なのでココで完成ということに・・・。
2002年9月12日に発売されてから早や・・・えーと、4年半ぐらい?・・・やっと完成しました。早い人であれば2004年の8月の半ばでは完成していたであろう・・・シリーズ。遅ればせながらやっと完成。もうこのコーナーを見ている人は・・・ほとんど自己満足状態。しかし放置せずにがんばりましたよ。
長かった・・・。実際の作業時間はそうは長くないのだが、だらだらだらだらと間を空けてやってしまった結果であります・・・。黙々とレンガを積み上げている時は、なにやってんだろうなー、と若干思いながらも完成を楽しみにしてもくもくと積み上げました。
仕上げに入ってレジンを使ったり、バラストやターフ素材、アイスランドモスを使ったり、小物を作ったりしているとまた面白くなって、ジオラマ作りもいいなっと感じました。丁度時代はNHK教育でジオラマ作りを趣味悠々で8回シリーズでやったりとジオラマ流行だし。うーん、やっと時代が私においついたかな(←あほや)。ジオラマ作りは楽しかった。
実は最後のジオラマに入るまでは最後の締め台詞を「もう二度としません」と決めていたんですが、ここに来て「またやってもいいかな」と思ったり。しかし長かった。しかし・・・このレンガ積みのシリーズはヨーロッパでいくつかあるようですが・・・ちょっと懲りた。年金生活に入らない限り再挑戦はない・・・。まじで・・・作業室とかあったらいいかもしれないが、時間がかかるし作っている最中の作品や部材や道具などを置いておく場所が大変。これはドールハウスとかにも共通するのかもしれませんが・・・。なにわともあれ完成してよかったです。
ちょいと懲りたのですが、ジオラマ作りは楽しいので、食玩やフィギュアや鉄道模型用フィギュアを使ってジオラマを作ることには挑戦したいかなと思います。
が、実はね・・・。残った部材の整理整頓やゴミ出しとかまだまだ作業は続くんだけどね・・・。
でね・・・ブラスパのシリーズの建物4つ、ヴァイキング・シップのロー・アー、フェリシモのワイヤーワークのキットが3つ残っていたり・・・。まぁ、まずここからか・・・。